観光DX推進プロジェクト

観光庁が推進する「観光DX」の公式アカウントです。 観光サービスの変革及び観光需要の創出を目指し、産学官一体となって取り組むプロジェクト。取組の狙いや最新情報を分かりやすくお伝えします。我が国の観光に新たな体験価値を!公式Webサイト☞https://kanko-dx.jp/

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マガジン

  • 令和4年度「観光DX」実証事業概要まとめ

    観光庁が進める「持続可能性の高い観光地経営の実現に向けた観光DX推進緊急対策に係る実証事業」並びに「DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進による観光・地域経済活性化実証事業」に採択された14の実証事業の"事業概要"記事をまとめています。

  • 開発5事業 事業概要まとめ

    観光庁が主導する「これまでにない観光コンテンツやエリアマネジメントを創出・実現するデジタル技術の開発事業」に採択された"事業概要"記事をまとめています。

  • 活用12事業 事業概要まとめ

    観光庁が主導する「来訪意欲を増進させるためのオンライン技術活用事業」に採択された"事業概要"記事をまとめています。

  • 活用12事業 事業レポートまとめ

    観光庁が主導する「来訪意欲を増進させるためのオンライン技術活用事業」に採択された"事業レポート"記事をまとめています。

  • 開発5事業 事業レポートまとめ

    観光庁が主導する「これまでにない観光コンテンツやエリアマネジメントを創出・実現するデジタル技術の開発事業」に採択された"事業レポート"記事をまとめています。

最近の記事

DXによるリブランディングで、那須エリアをサイクリストの聖地に

 豊かな自然を擁する栃木県・那須エリアは、滞在型のサイクリングフィールドとして大きなポテンシャルを持っています。しかし、サイクリング事業者と宿泊施設や飲食店等の周辺施設の連携が十分ではなく、サイクリングの目的地として認知度を高められずにいる課題を抱えています。  そこで那須地域サイクリングDX推進コンソーシアムでは、サイクリングを観光誘客と結びつけるため、地域全体のリブランディングに着手。Webプラットフォームの構築により、ファンマーケティングの実現を目指します。 ■事業

    • 「全国観るなび」と「全国観光情報データベース」を刷新して、新たなデジタルプラットフォームを構築

       全国約700 の地方公共団体、観光協会、観光関連事業者等で構成される日本観光振興協会。同協会では「全国観光情報データベース」と、国内約12万件の地域観光情報を網羅するポータルサイト「全国観るなび」を中心に、地域の観光情報を集約し、観光関連事業者や観光客への効果的な発信・提供による地域観光の活性化を目指してデジタルプラットフォームの運営をしています。  しかし、観光情報を登録・更新する仕様や入力方式が統一されていないため、情報を更新する事業者側の負担が課題とされてきました。

      • 下呂温泉から市内の周遊を促進! データを活用した観光マーケティングの実践

         日本三名泉の1つとして、高い知名度を誇る下呂温泉。コロナ禍により、一時はこのエリアの観光産業も打撃を受けましたが、現在は令和元年度比で約90%と順調に客足を取り戻しつつあります。    しかし、下呂温泉界隈は賑わいを見せていても、下呂市内に点在する他の観光資源の認知度は低く、二次交通手段が少ないことから、広域への誘客が進まないという課題を抱えています。 ■事業の概要  そこで「下呂未来創造プロジェクト」では、首都圏からの集客を図るためにアプリによる情報発信、そしてWi-

        • 城崎温泉の宿泊施設でデータを共有することで、地域一体でのマーケティングを可能に

           約1300年の歴史を誇り、豊かな自然と歴史が織りなす情緒で人気を博す兵庫県豊岡市の城崎温泉。しかし、関西圏での知名度の高さに反し、観光消費額の低さや平均宿泊日数の少なさが長らく課題とされてきました。    そこで豊岡観光DX推進協議会では、城崎温泉の宿泊施設においてPMS(プロパティマネジメントシステム。ホテルや旅館の運営管理システムのこと)の統一化を図り、確かなデータに基づいた観光戦略の底上げと観光消費額の拡大を狙います。 ■事業の概要  豊岡観光DX推進協議会の皆さ

        マガジン

        • 令和4年度「観光DX」実証事業概要まとめ
          14本
        • 開発5事業 事業レポートまとめ
          6本
        • 活用12事業 事業レポートまとめ
          13本
        • 活用12事業 事業概要まとめ
          14本
        • 開発5事業 事業概要まとめ
          6本
        • 観光DXが生み出すサステナブルな観光と稼ぐ地域づくり!
          5本

        記事

          Webサイトを大幅に刷新し、マウンテンリゾートとしてリブランディングを促進

           日本有数のスノーリゾートとして、確固たる地位を築いている長野県・志賀高原エリア。ところが、スキー客数は過去20年で4割減、さらに長年に渡って集客を旅行代理店やOTA(オンライン旅行サイト)に依存していたため、客単価の向上や収益率の改善等が課題とされていました。    そこで志賀高原観光DX推進コンソーシアムでは現在、志賀高原観光協会の公式Webサイトを軸に、直販サイトの構築や観光情報プラットフォームの改善を通して、域内経済の活性化に取り組んでいます。 ■事業の概要  志

          Webサイトを大幅に刷新し、マウンテンリゾートとしてリブランディングを促進

          全国35以上のスキー場をデジタルパスで繋げ、「スノーリゾート経済圏」の構築を目指す

           世界と比較して、雪質や自然環境の面でレベルが高いとされる日本のスノーリゾート。しかし、スノーリゾートは夏季と冬季で繁閑差が大きいため、需要の平準化や人員の確保等の課題が付き物です。また、知名度の高いスキー場に客足が集中したり、周辺のホテルや飲食店との連携不足によって各事業者の労働生産性が上がらないといった問題も抱えています。  そこでアースホッパーコンソーシアムではこうした課題を解決するため、全国35のスキー場にデジタルパス「アースホッパー」を導入し、実証実験を進めていま

          全国35以上のスキー場をデジタルパスで繋げ、「スノーリゾート経済圏」の構築を目指す

          現実世界の街を仮想世界の音とともに巡る―音声ARアプリで新しい旅体験!

           音声によって拡張現実を実現する音声AR技術を使って、外国人旅行者が日本滞在中も自分の言語で観光できたり、地域に訪れた際、地域の情報を音声ガイダンスで知ることができたりする取組が進められています。具体的な取組について、観光音声メタバースコンソーシアムの皆さんに話を聞きました。 ■事業の概要  今回の実証実験では、岩手県八幡平市・埼玉県秩父市・静岡県藤枝市・愛媛県今治市の4つの地域を対象に、音声ARによる地域全体の周遊・消費促進、そしてガイドやクリエイターの育成を目指します

          現実世界の街を仮想世界の音とともに巡る―音声ARアプリで新しい旅体験!

          福井県をより魅力的な観光地に。観光アプリ、デジタル商品券、観光客アンケート―様々なデータを活用して観光地経営の変革を目指す

           観光戦略を立案するにもマーケティングデータが乏しく、勘や経験則に頼った商品開発や事業展開が行われていることは、あらゆる観光地に付き纏う長年の課題です。福井県においても同様で、2024年に北陸新幹線の福井・敦賀延伸開業を控えていることから、人流の変化を見据えた観光開発や施策の立案が急務とされています。    そこで福井県観光DX推進コンソーシアムでは、地域イベントのタイミングでデータ収集を行い、得られた情報をマーケティングと観光戦略立案に活かそうと取り組んでいます。 ■事業

          福井県をより魅力的な観光地に。観光アプリ、デジタル商品券、観光客アンケート―様々なデータを活用して観光地経営の変革を目指す

          海をまたぐ2エリアの周遊促進を目指す、関門海峡のポートマネジメント

           福岡県北九州市と山口県下関市にまたがる関門海峡エリアは、海外からのクルーズ客も多く訪れる人気観光地です。しかし他の観光地と同様に、コロナ禍によるダメージと無縁ではありません。    2つの自治体にまたがる関門エリアの情報の共有、そしてエリアを越えたマーケティング戦略の立案は、観光産業の復興において急務と言えます。これまで連携が難しかったこのエリアの改革を目指し、誘客や周遊促進による新たな観光戦略を推進する関門海峡港湾観光連絡協議会及び一般社団法人海峡都市関門DMOの代表、巖

          海をまたぐ2エリアの周遊促進を目指す、関門海峡のポートマネジメント

          リフトやレストランのリアルタイムな混雑状況をお知らせして、ニセコの周遊をより快適に!

           スノーシーズンには世界中から観光客が集まり、高いインバウンド需要を誇るニセコエリア。しかし、良質なパウダースノーが好評な一方で、季節の繁閑差によりサービス品質の向上が難しいなど、課題も少なくありません。    そこでニセコエリアスマートリゾート推進コンソーシアムでは、倶知安町・ニセコ町・蘭越町の3つの自治体にまたがるニセコエリアにおいて、更なる観光客の消費行動促進を目指して、観光関連施設の連携強化とデータの活用に取り組んでいます。 ▼事業の概要 ▼グリーンシーズンの観光

          リフトやレストランのリアルタイムな混雑状況をお知らせして、ニセコの周遊をより快適に!

          データに基づくマーケティングで、ロイヤルゲストをおもてなし

           三重県は美しい自然、そして独特の歴史や文化を持っていますが、これまでは観光に関するデータが有効活用されず、三重県に来てくれている旅行者の動向の把握や再来訪に向けた施策を十分に行えていないことが課題でした。    そこで、地域に特別な愛着を持ってくれるロイヤルゲストを把握・育成するために、宿泊施設や各種アクティビティ、現地での購買などに関するデータを一元管理し、データに基づく施策を行うことで、地域の活性化や持続可能な観光地経営を目指すプロジェクトが進められています。  その

          データに基づくマーケティングで、ロイヤルゲストをおもてなし

          “ユニ着て旅する”!サッカー観戦から地域の周遊まで楽しくスマホ1台で。

           各種スポーツイベントにおいて、コロナ禍の影響は顕著です。例えばサッカーの場合、スタジアムの集客はもちろん、周辺にある飲食店や商業施設の経営不振に直結し、改めて地域経済の活性化に向けた施策が求められています。  見方を変えれば、スポーツイベントは定常的に人流誘導をもたらすものであり、スタジアムへの来場者をより効果的に地域の周遊へ誘導できれば、地域活性化の大きな原動力になると期待できます。つまり、スポーツイベントと地域を連携させる効果的な取組が求められていると言えます。 ■事

          “ユニ着て旅する”!サッカー観戦から地域の周遊まで楽しくスマホ1台で。

          東北地域でより長期の滞在をしてほしい!DMP・CRMを活用した取組

           東北地方はすべての県に新幹線の停車駅があり、道路の整備も進んでいるため、本来旅行者にとって中長期滞在に適したエリアです。しかし、東北の観光目的の国内平均泊数は1.58泊と、全国平均(1.70泊・2019年実績)よりも低いのが実情。いかに周遊してもらうかが課題とされてきました。 ■事業の概要  東北6県に新潟県を加えた7つのエリアを対象に、自治体の枠を越えた広域連携によってさまざまな施策を展開する、一般社団法人東北観光推進機構・理事長の紺野純一氏とDX戦略部の佐藤惇氏に取

          東北地域でより長期の滞在をしてほしい!DMP・CRMを活用した取組

          2.5次元俳優を起用したオンラインツアーのライブ配信により、若年層の観光需要を掘り起こす

          大分県別府市では、若年層の観光客が少なく、コロナ禍により観光客が減少傾向にあるという課題があり、本事業を通じて、デジタル技術を活用したオンラインツアー等の取組による課題解決が進められています。 ■事業の概要 ■世界一の源泉数を誇る別府温泉  別府温泉や由布院温泉をはじめ、全国的に知られる温泉地をいくつも擁する大分県。しかし、若年層の観光客離れや、昨今のコロナ禍による観光客の減少により、収益も減少しており、どのように集客をするかが課題となっています。 「かつては新婚旅行

          2.5次元俳優を起用したオンラインツアーのライブ配信により、若年層の観光需要を掘り起こす

          【掲載先を移行致しました】デジタル技術を活用して、観光産業に新たな価値を。観光庁がいま観光DXに取り組む理由

          本記事にアクセスいただき、誠にありがとうございます。 この度、観光DX推進プロジェクト公式Webサイトの開設に伴い、本記事は、公式Webサイト内に移行致しました。  ■公式WebサイトURL   https://kanko-dx.jp/ なお、本サイトと連携をしながら、今後もこちらのnoteにて 記事を掲載をさせていただきます。 引き続きご覧いただけますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

          【掲載先を移行致しました】デジタル技術を活用して、観光産業に新たな価値を。観光庁がいま観光DXに取り組む理由

          観光DX成果報告会まとめ――デジタル技術を活用した理想の観光業のあり方を目指して

           長期化するコロナ禍の影響により、観光業界はまだまだ厳しい状況に置かれています。そこで観光庁では、次の時代を見据えて各地の観光事業を盛り上げていくために、観光×DXの取組を進めています。   具体的に令和3年度は、「これまでにない観光コンテンツやエリアマネジメントを創出・実現するデジタル技術の開発事業」を5事業、そして「来訪意欲を増進させるためのオンライン技術活用事業」を12事業、計17の実証事業を行い、新たな観光モデルの構築や観光地経営の改善に取り組んできました。    こ

          観光DX成果報告会まとめ――デジタル技術を活用した理想の観光業のあり方を目指して