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令和4年度「観光DX」実証事業概要まとめ

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観光庁が進める「持続可能性の高い観光地経営の実現に向けた観光DX推進緊急対策に係る実証事業」並びに「DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進による観光・地域経済活性化実証事… もっと読む
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記事一覧

DXによるリブランディングで、那須エリアをサイクリストの聖地に

 豊かな自然を擁する栃木県・那須エリアは、滞在型のサイクリングフィールドとして大きなポテ…

下呂温泉から市内の周遊を促進! データを活用した観光マーケティングの実践

 日本三名泉の1つとして、高い知名度を誇る下呂温泉。コロナ禍により、一時はこのエリアの観…

「全国観るなび」と「全国観光情報データベース」を刷新して、新たなデジタルプラット…

 全国約700 の地方公共団体、観光協会、観光関連事業者等で構成される日本観光振興協会。同協…

城崎温泉の宿泊施設でデータを共有することで、地域一体でのマーケティングを可能に

 約1300年の歴史を誇り、豊かな自然と歴史が織りなす情緒で人気を博す兵庫県豊岡市の城崎温泉…

Webサイトを大幅に刷新し、マウンテンリゾートとしてリブランディングを促進

 日本有数のスノーリゾートとして、確固たる地位を築いている長野県・志賀高原エリア。ところ…

全国35以上のスキー場をデジタルパスで繋げ、「スノーリゾート経済圏」の構築を目指す

 世界と比較して、雪質や自然環境の面でレベルが高いとされる日本のスノーリゾート。しかし、…

現実世界の街を仮想世界の音とともに巡る―音声ARアプリで新しい旅体験!

 音声によって拡張現実を実現する音声AR技術を使って、外国人旅行者が日本滞在中も自分の言語で観光できたり、地域に訪れた際、地域の情報を音声ガイダンスで知ることができたりする取組が進められています。具体的な取組について、観光音声メタバースコンソーシアムの皆さんに話を聞きました。 ■事業の概要  今回の実証実験では、岩手県八幡平市・埼玉県秩父市・静岡県藤枝市・愛媛県今治市の4つの地域を対象に、音声ARによる地域全体の周遊・消費促進、そしてガイドやクリエイターの育成を目指します

福井県をより魅力的な観光地に。観光アプリ、デジタル商品券、観光客アンケート―様々…

 観光戦略を立案するにもマーケティングデータが乏しく、勘や経験則に頼った商品開発や事業展…

海をまたぐ2エリアの周遊促進を目指す、関門海峡のポートマネジメント

 福岡県北九州市と山口県下関市にまたがる関門海峡エリアは、海外からのクルーズ客も多く訪れ…

リフトやレストランのリアルタイムな混雑状況をお知らせして、ニセコの周遊をより快適…

 スノーシーズンには世界中から観光客が集まり、高いインバウンド需要を誇るニセコエリア。し…

データに基づくマーケティングで、ロイヤルゲストをおもてなし

 三重県は美しい自然、そして独特の歴史や文化を持っていますが、これまでは観光に関するデー…

東北地域でより長期の滞在をしてほしい!DMP・CRMを活用した取組

 東北地方はすべての県に新幹線の停車駅があり、道路の整備も進んでいるため、本来旅行者にと…

“ユニ着て旅する”!サッカー観戦から地域の周遊まで楽しくスマホ1台で。

 各種スポーツイベントにおいて、コロナ禍の影響は顕著です。例えばサッカーの場合、スタジア…

2.5次元俳優を起用したオンラインツアーのライブ配信により、若年層の観光需要を掘り起こす

大分県別府市では、若年層の観光客が少なく、コロナ禍により観光客が減少傾向にあるという課題があり、本事業を通じて、デジタル技術を活用したオンラインツアー等の取組による課題解決が進められています。 ■事業の概要 ■世界一の源泉数を誇る別府温泉  別府温泉や由布院温泉をはじめ、全国的に知られる温泉地をいくつも擁する大分県。しかし、若年層の観光客離れや、昨今のコロナ禍による観光客の減少により、収益も減少しており、どのように集客をするかが課題となっています。 「かつては新婚旅行