〈事業レポート〉食と産地の魅力をオンライン体験会で伝える「にっぽん旅先ぐるめチャンネル」の取組
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〈事業レポート〉食と産地の魅力をオンライン体験会で伝える「にっぽん旅先ぐるめチャンネル」の取組

観光DX推進プロジェクト

 コロナ禍で深刻なダメージを被る観光業界においても、オンラインでのコンテンツ展開が活性化しています。今回、観光庁主導の「来訪意欲を増進させるためのオンライン技術活用事業」に採択された「オンライン技術を活用した『日本全国の美味しい体験』プラットフォーム構築による来訪意欲促進実証事業」もその1つです。

 事業を運営する「にっぽん旅先グルメプロジェクト」の代表団体は株式会社ぐるなび。同社では一昨年からオンラインコンテンツ予約サイト『ぐるたび』を通して、“食”を切り口としたさまざまなオンライン体験を提供してきました。

 今回の実証事業ではYouTubeに『にっぽん旅先ぐるめチャンネル』を開設し、その取組を更に発展させています。3度の「オンライン旅先グルメ体験会」を通して得られた成果、そして今後の取組についてお聞きしました。

画面キャプチャ_YouTubeチャンネル画面

※公式YouTubeチャンネル「にっぽん旅先ぐるめチャンネル」はこちら>>> 

▼“美味しい”を疑似体験してもらうために

 自宅にいながらにして、全国各地の食の魅力や生産に関わる人々と触れあうことができる「オンライン旅先グルメ体験会」。収録スタジオを訪ねたこの日は、宮崎県新富町、和歌山県和歌山市、宮城県秋保の3エリアとオンラインでつなぎ、幻の足赤海老や手のひらサイズの野菜、秋保ワインといった産品を取り寄せて、ライブクッキングが実施されました。

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 地域の珍しい食材を、産地で撮影したロケ映像や、各生産者とのトークセッションを通して紹介したこのイベント。配信中は視聴者から多くの感想や質問が寄せられ、大盛況となりました。

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「3度のオンライン体験会では、いずれも『旅気分が味わえてよかった』という声を多く頂くことができました。スタジオをベースにした配信であったため、どこまで各地域を疑似体験していただけるかが課題でしたが、ご好評いただけてほっとしています。最も好評だったのは出演者の方の実食シーンで、“美味しい”という感情表現をそのままお伝えすることも、こうしたデジタルな伝達手法の中では疑似体験になり得るのだと改めて気付かされました」(株式会社ぐるなび・プロモーション事業部 食と観光企画部 横田亜樹子氏)

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 限られた時間内に、いかに地域の魅力をリアルに伝えるかが最大のハードルだったと振り返る横田氏。番組内では「沸騰ワード」と題して食材や地域のキーポイントをピックアップするなど、演出面でも多数の工夫が見られました。このあたりは「3度のオンライン体験会を通し、毎回、試行錯誤を重ねてきた結果」なのだそう。

▼プラットフォームの強みを活かしてさらなる活性化を目指す

 現地での撮影も多かった今回の取組では、予期せぬトラブルも少なくありませんでした。

「最大のトラブルは、徳島県にし阿波での撮影の際、台風で飛行機が現地に着陸できず、2泊3日で予定していた取材を、実質2日でこなさなければならなかったことですね(苦笑)。しかし、現地のDMO(観光地域づくり法人)の皆さんに、取材先や行程の急な変更等フレキシブルな対応を頂き、助けられました。オンライン体験会で生産者の方とのトークが実現したのも、DMOの方々のご協力があればこそ。こうした地域との関係性は、取材やコンテンツ制作に不可欠だと痛感しています」(横田氏)

 このあたりは長年にわたり食や旅に関するサービスを運営してきた実績があればこそ。また、各地の魅力を伝えるストーリーづくりにおいても、これまでの編集経験が活かされたと横田氏は語ります。

 そして今回の取組で何よりも重要なのは、コンテンツを視聴していただいた人たちにその後、現地を訪れていただくことです。

「そのために今回の取組で体験していただいたコンテンツを『ぐるたび』に掲載したり、取り上げた産品をお取り寄せできる『ぐるすぐり』に掲載したり、弊社のサービスを活かして継続的な支援が行えるよう取り組んだ事例です」(同)

 ※日本国内の食・体験予約サイト「ぐるたび」:

選りすぐり美食の殿堂「ぐるすぐり」:

 まだまだ収束の兆しが見えないコロナ禍。 “食”を切り口とした観光コンテンツには、引き続き需要が集まるはず。今回の実証事業から得られた経験や知見は、今後の『にっぽん旅先ぐるめチャンネル』に存分に活かされることになるでしょう。

「食×観光のテーマが、国内外に対し高いポテンシャルを持つセグメントであることは間違いありません。長期的に発信を続けていく上では、セグメントを見出し、それを囲い込んだプラットフォームやメディアを持っていることは大きな強みです。この強みを活かし、食でブランドアップしたいと考えている地域において引き続き、ユーザー探索や調査、そして発信手段の開拓につなげていきたいですね」(同)

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最後に……
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