観光庁「観光×DX」推進チーム、noteはじめました。
はじめまして、観光庁「観光×DX」推進チームです。このたび、観光業界のDXを推進する取組をレポートするために、noteを立ち上げました。
観光庁では観光DXを力強く推し進めるために、「これまでにない観光コンテンツやエリアマネジメントを創出・実現するデジタル技術の開発事業(以下、開発事業)」及び「来訪意欲を増進させるためのオンライン技術活用事業(以下、活用事業)」の公募を実施しました。そして、すでに5つの開発事業と12の活用事業が採択され、実証実験に向けて取組が進められています。
例えば――
XR技術を駆使したこれまでにない観光ツアーの提供
顔認証技術を使って手ぶらで行動できる観光地の実現
自動走行モビリティを活用した新しい観光体験の実現……etc
いずれも観光業の未来を見据え、技術とアイデアを融合させた事業ばかり。今まさに大きくアップデートをしようとしている観光業界の取組を、このnoteを通して皆さんと共有していければと思います。
観光業界は今、様々な問題に苛まれています。
コロナ禍による訪日観光客の減少
少子高齢化に伴う地域経済の衰退
慢性的な人材不足
これらの課題を解決するために、最新の技術をどう使い、そしてどのように地域の魅力を掘り起こしていくべきなのか、ぜひ皆さんも一緒に考えてみてください。それが地域を訪れる皆さんにとってはこれまでにない観光・旅行・行楽を求めるきっかけに、自治体や観光事業に携わる皆さんにとっては新たな集客のヒントになるはずです。
これからの時代に沿った観光コンテンツを生み出すカギを握るDX。しかし私たちが目指すのは単なるデジタル化ではなく、“攻めのDX”です。時にリアルとヴァーチャルを効果的に融合し、あらゆる人々が快適に観光を楽しめる環境を創り出すことで、消費機会の拡大を狙います。
長引くコロナ禍で観光産業が深刻なダメージを被る中、地域に新しい価値を創出するのは急務と言えます。このnoteでは、攻めの観光DXに取り組む事業者たちの声、実証実験の様子、さらにはその先に見据えている未来の観光の姿まで、1年を通してお伝えしていきます。
そして観光業界の底上げは、地域が活力を取り戻し、自走するための起爆剤となるでしょう。それは日本を元気にすることに直結しているはずです。
私たちの取組と今後のレポートに、ぜひご注目ください。